有機JAS認証に関して当協会の情報をご覧いただき、ありがとうございます。
有機農業の啓発・技術普及を目的とする当協会は、有機JAS認証事業者とその農地の拡大を目指しております。当HPの情報をご覧いただき、必要な情報がある場合にはどうぞお問合せください。
有機JAS制度や有機農業の基本的な情報をお伝えします。知りたいことを直接質問できる機会でもあります。有機JAS講習会の詳細や開催時期はこちら(講習会ページリンク)からご確認ください。
2. 有機JAS認証の「申請書」を入手してください。認証の種類(有機農産物、有機加工食品など)ごとに申請書が異なります。このページ下部からダウンロードしていただくか、事務局から郵送やメールでお送りすることもできます。事務局へのお問合せからお気軽にどうぞ。
3.「申請書」に必要な情報を記入していただき、事務局へご提出ください。記入方法・内容に不安がある場合にはお気軽にご相談ください。記入された申請書は、郵送または直接、事務局にお届けください。
4.事務局による書類確認をお待ちください。申請いただいた内容を確認させていただきます。
5.手数料の納付をお願いいたします。事務局より、認証手続きに必要な手数料をお伝えしますので、ご案内する方法で納付をお願いいたします。
※認証手数料の計算規程はこちらからご覧いただけます。
ここまでで問題がなければ、申請が受理されます。
6.検査員が書類を審査します。当協会に所属する有機JAS検査員が、いただいた申請内容を審査します。
7.検査員による「実地調査」をさせていただきます。申請いただいた圃場や工場・作業場の実地調査を行うため、調査に同席いただける日程を調整させていただきます。実地調査には、数時間〜1日程度の時間を要します、十分な時間を空けておいてください。
実地調査において有機JAS認証における“不適合事項”があった場合は、検査員より是正のための指示が出されます。それに基づいた「是正処置報告書」の提出をいただいた後、書類または実地の再検査を行います。
検査員の交通費等をご負担いただきます。事務局より、計算した金額をお伝えしますので、ご案内する方法で納付をお願いいたします。
9.検査員が作成した「検査結果報告書」に基づき、認証の可否について判定をさせていただきます。当協会に所属する有機JAS判定員が、検査員が実地調査の結果から作成する報告書を元に慎重に判定をいたします。
10.判定結果の通知をお受け取りください。認証が適合となった場合:
ここまでお疲れ様でした!ご協力をいただきありがとうございました。有機JAS認証書を交付し、有機JAS認証事業者として事業を行っていただきます。
ここから、圃場を広げる、新しい品目を扱う際に申請をいただいたり、年に一度の確認調査を実施するなど、引き続いての当協会との協力関係となります。どうぞよろしくお願いいたします。
(認証後についてのご案内は、認証書交付の際に詳細をお伝えします)
不適合があった場合:
不適合に関する理由書をお送りします。それに基づいた「是正処置報告書」の提出をいただいた後、再検査を行います。
(備考)
・認証後は、認証年月日または前回の認証事項の確認調査日からおおむね1年を超えない期間内に確認調査を行います。
認証の維持、及び、認証範囲の縮小若しくは拡大、認証の取消し、及び、格付業務の停止、または、格付の表示を付した農林物資の出荷の停止、並びに、停止の解除について、審議及び判定をします。
・認証の取消しを通知しようとするときは、その1週間前までに当該認証の取消しに係る認証生産行程管理者等に文書でその旨を知らせ、弁明の機会を付与します。
・上記 6〜11の過程は原則3ヵ月以内に行います。
・変更届が提出された場合は、必要に応じて臨時確認調査を行います。
有機農産物の生産行程管理者の申請書 【Word】 【Excel】 【PDF】 |
有機農産物の生産行程管理者の確認調査申告書 【Word】 【PDF】 |
記録様式 【Word】 【Excel】 【PDF】 |
参考:使用可能な資材リスト(農林水産省公表) 使用可能な資材リスト(鹿児島県有機農業協会公表)※当協会認証事業者限定 |
有機農産物(飼料)生産行程管理者の申請書【Word】 【PDF】 |
有機農産物(飼料)の生産行程管理者の確認調査申告書 【Word】 【PDF】 |
記録様式 【Word】 【Excel】 【PDF】 |
有機JAS講習会:新規で有機JAS認証取得を目指す方向けの講習会です。
フォローアップ講習会:既に有機JAS認証を取得された事業者の皆様に、有機JAS精度や有機農業を取り巻く情勢などの新しい情報をお伝えする講習会です。
2022年度の講習会開催予定はこちらから確認できます。
有機農業の技術は奥深く、文章などの情報だけでは十分ではないかもしれませんが、まず知るところから始まり、それを経験者に質問するなど、技術を深めるきっかけにはなると思っています。
技術についてまとめた情報をご紹介するとともに、当協会でも「有機農業ステップアップセミナー」を2019年度から開催していますので、そちらへもぜひご参加ください。セミナーで共有された情報についても、当HPにまとめていきます。
鹿児島県:有機農業の手引き「有機百培」
鹿児島県が公開している、有機農業の手引き(2019年3月更新)です。
農林水産省:有機農業 技術情報(栽培マニュアル等)
農林水産省が公開している、有機農業の技術に関連する情報のまとめです。
また、有機農業の明確な定義や、今の情勢、国の政策の中でどんな位置づけになっているかといった情報は、農林水産省のHPの「有機農業関連情報」にも更新されています。消費者や取引先へ有機農業の情報を伝える際には、こちらを参照されるとより効果的な伝え方ができるのではないかと思います。ご活用ください。
農林水産省:有機農業関連情報
有機農業をめぐる事情
特に32ページに渡る資料「有機農業をめぐる事情」(農林水産省 生産局農業環境対策課 平成31年3月 PDF)は、「有機農業について」「有機食品市場の情勢」「有機農業の取り組み面積」「有機生産者の数や課題」「有機農産物の流通状況」といった、非常に有益な情報がまとまっています。一読をおすすめします。
調査資料
全国主要都市での「国産標準品」と「国産有機栽培品」の価格比を調査した資料も、平成28年のものですが、有機農産物がおかれている状況を把握するのに役立つかと思います。
有機JASマークの運用の仕方
様式と貼付箇所登録認証機関名の部分に使用できる名称は以下の3種類です。
・鹿児島県有機農業協会
・鹿有協
・koaa(すべて小文字)
有機JASマークのシール販売
協会所有のシール印刷機にて、「登録認証機関名と登録番号等を記載したシール」の製作・販売ができます。
【価格】
認証番号なし大(7cm×5cm):4円/枚
認証番号なし小(3cm×2.5cm):2円/枚
認証番号あり大(7.2cm×7.1cm):5円/枚
認証番号あり小(3cm×3.5cm):3円/枚
ご自身で印刷する場合はデータを配布します。データを編集する際は上記「様式と貼付箇所」を事前にご確認ください。
シール購入、データ配布を希望の方は、いずれも事務局までご連絡ください。
農林水産省が以下の支援を行っています。ご活用ください。
農林水産省:環境保全型農業直接支払交付金
引用:平成23年度から化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減する取組と合わせて行う地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動を支援しています。
当協会では認証業務に関連する苦情や異議申立てに適切に対応する体制を整えています。
苦情及び異議申立て処理規程