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2019/12/26
今年のフェスタでは特別企画としてプロのデザイナーさんによるポスター制作・発表が行われました。16名のプロのデザイナ―のみなさんが16件の有機JAS認証農家さんに「おしかけ」て取材を敢行、有機農家さんの日頃の努力や取り組み、その魅力などを広く知ってもらうために、無償でポスターを制作するという企画。
残念ながら荒天により展示は初日だけとなってしまいました。会場で見た人、見れなかった人、まだまだ見足りない人のために会場で公開されていたポスターをこちらで大公開したいと思います。ご協力いただいたODKのデザイナーの皆さん、有機農家の皆さん本当にありがとうございました!!
11月23日会場にて
1.今村義昭(アトリエ村)×後藤望(ねじめ茶寮)
タイトル
後藤さんのマインド
コンセプト
大地と共に自然がなすまま、無農薬農法で、紅茶の生産から販売まで力強く頑張る後藤さんの心。
2.大寺聡(ohtematic)×渡邊麻里子(屋久島八万寿茶園)
タイトル
ちいさないのち
コンセプト
生物多様性を否定せず、農j業を続けていることへの情熱。
茶畑を散策した時に出会った虫達が、社会や私たちの食料を下支えしていると実感して制作しました。
3.柿本しんご(eldesign plus)×原田慎也(茶臼原だいち農園)
タイトル
大好物は生にんじん。
コンセプト
安心安全だけでなく、美味しいにんじんをもっと追求したいという生産者の原田さんの想いを、原田さんがつくる生のにんじんが大好きなお子様たちの美味しそうな表情と言葉でそれを表現しました。
4.川原夢世(冨永デザイン)×吉田祐介(わいわいファーム)
タイトル
命が生きる畑
コンセプト
虫や草花・・・様々な生き物と共存し、たくましく・やさしく生きる里芋の姿に担当農家・吉田さんのかわいいお子さんたち(男の子と、双子の女の子)を重ね合わせて描きました。
小さな生命への慈しみや、子ども達への思いを表現しています。
5.久保雄太×鹿屋農業高校
タイトル
勇気、有機、勇気、、
コンセプト
高校生活も、これからの人生も、有機農法だって、様々な選択と勇気が求められる。授業中の中で有機農法で米作りをする高校生たち。米作りは、夏休みも代わりばんこで。そんな夏休みに出会った、ある男の子の勇気と決断と、その未来を応援したくなった。
6.迫田夏実(クラウド)×市川克久(市川農園)
タイトル
いのち、かけてます
コンセプト
「食」はとても身近にありながら、命に直結するテーマです。有機農業に取り組み方々が想う、命はつながっていくということ、自然と向き合うということを明るく伝えればと思っています。
7.白澤克実(星屑カンパニー)×西野勝美(西野農場)
タイトル
西野農場
コンセプト
家族の健康の真ん中は食卓です。
その食卓を一手に担っているのはお母さんです。
家族を思うお母さんのために美味しく安全で美味しい食品を届けたい。
そんな西野さん親子の想いをビジュアル化しました。
8.迫アユミ・上久保諒(studio pekepeke)×浦辺誠(浦辺農園)
タイトル
種の島人
コンセプト
楽しく、賢く、豊かに生きる為のヒントが詰め込まれた浦辺さんの暮らしを、そのままポスターにしてみました。浦辺さんの育てた多種多様な農作物は、素敵な暮らしのおすそ分けの様です。
9.竹添星児×那須公一郎(那須農園)
タイトル
ゆのまえのあたりまえ
コンセプト
有機農業25年の那須公一郎さんの、有機にこだわりつつも生育は自然に委ね、「当たり前のことをするだけ」と語る那須さんの自然たいな農業スタイルをポップなイラストレーションで表現しました。
10.田之上亨(Bebop)×西由紀子(西農場)
タイトル
ちからづよくてやさしい実り
コンセプト
月齢にあわせて育てられた作物と、雑草や虫たちが生き生きと共存している西農場。声掛けをして大切にされている作物一つひとつに個性と命がやどっている様子を表現。今育てられている作物と、将来育てたい作物を一緒に描いて、夢や希望の詰まったポスターにしました。
11.冨永功太郎(冨永デザイン)×中間広順(なかま農園)
タイトル
夫婦であり、同志であり、なかまです。
コンセプト
中間さんご夫婦は神戸から有機農場を始める為に、奥様の故郷である鹿児島に来られました。取材時に感じたお二人の想い、関係性をイメージし、破いた紙のシルエットや手書き文字を組み合わせて有機的に表現しました。
12.野﨑健一郎(WARP DESIGN)×大山邦秀(大山農園)
タイトル
大山さんのゆうきの秘密。
コンセプト
20年前、有機ニラの栽培農家に転身した大山さんご夫婦。それまで20数年行ってきたメロンなどの栽培をやめて、有機栽培にふみきり、今では「ニラの大山」と言われるほどの有機ニラの栽培農家である大山さんの、ゆうきの秘密にふれる。
13.馬頭亮太(オンドデザイン)×黒鳥陸男(黒鳥農園)
タイトル
けごへの想い
コンセプト
有機農業をポスターでどう伝えるか、面白さなのかデザイン性なのか、ものすごく悩みました。今もこれで良かったのかという思いは尽きません。今回のポスターは、ストイックな毎日を支えている「有機農業を始めたきっかけ」の物語をポスターにしました。
14.浜地克徳(zenzaidesign)×杉俣紘二朗(喜界島工房)
タイトル
島をあまくする男
コンセプト
喜界島の水は地下水に頼っています。だから大地を汚さない有機農法を広めたいと杉俣さんは考えています。ただ安全な黒糖を作るだけでなく、喜界島という島全体を「オーガニックな島」に変えてやる!という壮大な夢を描く杉俣さんを紹介します。
15.松田貴志(ヒーローデザイン)×門間良美(シーサイドファーム隼人の社)
タイトル
オーガニッコリ
コンセプト
心を癒す効果や味にアクセントや広がりを持たせるハーブ。オーガニックが広く世間に知れ渡り、オーガニックに関わる一人でも多くの人達が笑顔でいてほしいという気持ちを「オーガニッコリ」という言葉に込めました。
16.和田幸江(STUDIO K)×久保竜也(ekubo farm)
タイトル
ポップコーンはどうしてふくらむの?
コンセプト
子ども達に野菜や農業を身近に感じ、美味しく楽しく知って欲しい。疑問を調べて理解する中で、自然環境・科学的な学びもあるはず。絵本をイメージしたデザインで子どもに興味を持ってもらい、知りたいという気持ちや行動力が育まれることを目指しました。